4月23日(金)、山形市と天童市を流れる立谷川の河畔に、斜面を覆い尽くすように、芝桜が色鮮やかなピンクのグラデーションで咲き誇っていました。残雪が美しい雄大な月山と立谷川の静かな水の流れ、一面をピンク色に染める芝桜の見事な競演で、約6万人の見物客が訪れる観光地となりました。 この場所は、以前は不法投棄のゴミなどが散乱し荒地となっていましたが、2006年、当時天童市在住の方が一人で整備し5年後には河原一面に芝桜を咲かせました。その後、賛同する地元有志でボランティア団体「立谷川の花さかじいさん」を立ち上げ、整備活動に取り組んでいます。 ボランティアのみなさんの努力で整備されたこの地は、まだまだ知名度は低いですが、これから隠れた名所になる事でしょう。
フリーペーパー うぇるかむ
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